大府うららクリニック OBU ULALA CLINIC

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2025.11.20

院長自己紹介③

こんにちは!

朝の冷え込みが厳しくなってきました.愛知県内ではインフルエンザが流行しており,お気をつけてお過ごしください.本日も前回に引き続き自己紹介の続きです.

2021年4月から国立国際医療研究センター(現:国立国際医療センター)の感染症センターでフェローシップを開始しました.

これまで診てきた呼吸器(≒肺)以外の感染症,すなわち尿路(≒膀胱,腎臓)や皮膚,脊椎(背骨)などの感染症も多く経験しました.新宿の病院でしたので,性感染症患者さんも多く来院されました.また,一般病院ではなかなかみることのないデング熱やマラリアといった輸入感染症(海外で感染して日本で診断される感染症)や寄生虫感染症の診療にもあたりました.ボスである大曲先生の掲げる「感染症診療のロジック」に基づき,1人1人を大切に,丁寧に診療し,その患者さんの「どの臓器で」「どの微生物が」悪さをしているのかを正しく評価し,それに基づき「最適な治療は何か」を導き出すというトレーニングを何度も何度も繰り返しました.

プレトラベル外来といって,海外へ渡航する前の事前相談外来も定期的に行いました.ここではA型肝炎や狂犬病など海外で必要性の高いワクチンを接種したり,マラリアといったかかると重篤化する疾患の予防方法(防蚊対策の共有や予防内服薬の処方)の提供などを行いました.渡航先や渡航目的によってどのワクチンを優先して接種する必要があるのかは変わります.ここでも患者さんの話をよく聞き,最適な予防プランを提案できるよう心掛けました.医療の現場では「治療」に目がいきがちですが「予防」もまた同じぐらい重要であることを肌で感じる現場でした.

ほかにも,エムポックス(旧「サル痘」)の日本国内1例目の診療に携わったり,ベトナムでの熱帯病研修に参加させて頂いたり,大学生を対象とした梅毒啓発セミナー・保健所を対象とした新興感染症訓練の講師を務めたりもしました.

上記のように,3年間かけて感染症分野を幅広く経験させていただいた後に,再び愛知へ戻ることに決めたのでした.

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